今回からは4拍子の曲について、詳しくお話ししていきます。
まずは、全ての4拍子の基本になるタンゴのリズムを覚えましょう。
通常の4拍子と違う!?
4拍子の曲は、3拍子や12拍子の曲に比較すると、私たち日本人にとって理解しやすいものです。しかし、タンゴのリズムのノリは、私たちがイメージする4拍子とは違います。
通常の4拍子や2拍子は、次のように…アクセントから始まるものがほとんどです。
通常の4拍子
パルマ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
足 ▼ ▼
通常の2拍子
パルマ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
足 ▼ ▼ ▼ ▼
しかし、タンゴのリズムは、これらとは違うノリを持っています。
タンゴのリズム
タンゴのリズムは、次のようなノリを持っています。
タンゴのリズム
パルマ ・ ○ ・ ○ ・ ○ ・ ○
足 ▼ ▼ ▼ ▼
このように、足でリズムをとっている箇所ではないところに、アクセントがあります。通常の4拍子とは大きく違いますので、基礎知識無くタンゴを行おうとすると、このようなノリを表現できないかもしれません。
振付で確認しましょう!
上記のタンゴのリズムの▼で示した箇所に、大きな動きのある振付が出てくることがしばしばあります。タンゴのリズムをしっかり歌っていないと、▼の大きな振付に振り回されて、通常の4拍子のノリになってしまうかもしれません。
▼ではないところをハッキリと歌うことで、タンゴのノリを自然な形で表現できるようになります。
このようなリズムの歌い方をしていれば、カウントを数える必要が無いことに少しずつ気付いていくでしょう。
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